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トップ・バックの厚さを整える。 [woodwork]

トップまたはバックをブックマッチし、外形を20mmほど余裕をもって切り出した後、
トップ外形カット.JPG
バック外形カット.JPG

Gore &Gilet の厚み決定法 で決めた厚さに板を薄くしていきます。

トップは2.8→2.5mm、バックは2.8→2.0mmまで削ります。

電動サンダー を使います。これは必需品です。厚さを0.1mm減らすのも手動ではかなりの時間と力がいります。トップ材バック材を購入する時に仕上がりに近い厚さで購入すると後が楽です。

厚さを測るために、厚み測定器を作りましたが、扱いが難しい。ちょっとでも斜めになると測定値がブレます。測った最小値を見るようにします。ノギスでも、中心は測れませんが、端を測るには代用できます。

サンダーの使い方に私なりのコツがあります。当たり前なのですが、厚さ(=削り量)にローカリティがでないように、端を削り始めたら最後まで満遍なく削ります。これに注意しないと真ん中が薄くなります。

ローズウッド系の硬い木材を削る時、サンダーのやすり番手は、木材の平面性で削りやすいものと削りにくいものがあるので、#40、#80,#120,#180を用意しておいて、変えながら最適なものを選びます。粗いもので強く削りすぎると、細かな傷がつき、後での修正が大変になるので注意が必要です。

頻繁に厚み測定を行って、ローカリティが出ないように削ります。

厚さを出すのに1時間、硬いものは1.5時間位かかります。


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