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オリジナルギター2-19 設計図作成1:レイアウト設計  [original guitar2]

オリジナルギター2では、まず構想、その後、図面を作りました。CADに挑戦しようとも思いましたが、面倒なので、やめました。CAD習得にかかる時間を木工技術を上げることに費やしたいと思います。

今回から、7回に渡ってつくった図面を上げていきたいと考えています。

1.レイアウト.JPG

まず、長手方向の寸法を決めていきます。0フレット仕様を組み込みます。
スケール長は、000タイプ:632.5mmです。14フレット接続なので、ボディ端(=14フレット)を基準(A)として、左側はネックで14フレットから0フレットまでが350.7mm、0フレットからナットまで4mmとして、ネック側の寸法は決まります。

ギターのフレット間隔については、ここを参照してください。

右側はボディで、632.5mm-350.7=281.8mmがサドル位置になりますが、1弦のデッド(振動しない)部分を2mm取ります。弦には振動しない長さがあり、1弦で2mm、6弦で5mmというのが経験的にわかっています。この差はサドルを斜めにすることで補正します。5mm-2mm=3mmなので、サドルの1弦部分からサドル中心までは1.5mm、でボディ端(=14フレット)から281.8mm+2+1.5=285.3mmがサドル中心(B)になります。
これで全体のレイアウトは決まります。

少し迷ったことがありました。00タイプにも興味がありました。メーカーでいうとLakewoodです。ヨーロッパ調の落ち着いたデザインが気に入っています。モールドの幅方向を切って00タイプにしようと思いましたが、最終的には低音を重視して000タイプのセミディープボディにしました。

これで、長手方向を中心に全体のレイアウトが決まりました。

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