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オリジナルギター2-9 構想:ヘッドの形 [original guitar2]

オリジナルギター1では、collingsライクな形にして、大変な思いをしました。

各ビルダーがどのような形にしているかを調べると左右対称なデザインは3つに分かれます。
①マーチンタイプ ヘッド先端に行くにしたがって幅が広くなる。
②平行 ヘッド先端と根元が同じ幅
③先細 ヘッド先端に行くにしたがって幅が狭くなる。
これ以外に左右非対称なデザインもありますが、ここでは割愛します。

M00045.JPG

Abit.JPG
①のマーチンタイプは、collingsもこのタイプですが、うまく作らないと6弦ポスト辺りで5弦とポストが干渉してしまいます。これを避けるために、5弦ポスト位置を少し内側に入れるようにしています。このタイプはもうオリジナルギターでは採用しません。

J50.JPG
②ヘッドが先端と根元で平行なタイプは、よく見かけます。全体的に幅を広くすることで、6弦ポストを外側に逃がして、干渉を防いでいます。Gibson、Taylor、Somogyi等もそうです。国内のビルダーにもこのデザインが多く見られます。

FG-130.JPG
③ヘッド先端に行くにしたがって幅が狭くなるタイプは、合理的です。
70年代のYAMAHAもそうです。デザイン的に不評だったという噂をききますが、長さが短く寸詰まりに見えたのでしょう。
国内外のビルダーにもよく見られます。jeff traugott、NISHIHARA GUITARS、OGINO GUITARS、ASTURIAS GRAND SOLOシリーズなど。
基本は同じ考え方なのでしょう。

次は、③で、弦間隔に余裕の取れるデザインにしようと考えています。

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