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オリジナルギター1-12トップ貼付検討 [original guitar1]

トップをサイドへ貼り付けるにあたり、改めてトップとサイドとの平面性の確認をしておきます。
基本的に凸構造はやめて、平らにします。これに、アッパーボウトのサウンドボード端(ボディ端から100)ボディ端向かって0.9°の角度で下がっていくことになり、ネック側のボディ端 100*tan 0.9°=1.6mm の隙間ができることになります。これはトップが自然に曲がることで対応します。

ローズウッド材でバインディングだけはしようと考えていましたが、パーフリングとバインディングをしないことにしました。音に関係ないし、手間だし、ロープライスですが、そういうギターがチラホラ出ています。
その副作用として、
①ブレーシング端をライニングとサイドの内側に収める必要がある。
②サイドとの接着面が直接さらされるので、外観を保つために隙間をなくす。
ということが必要になります。

トップ位置決め1.JPG
この写真は、トップとサイドの中心を合わせて、どこのライニングを削るライニングの位置を決めているところです。トランスバースブレースとヒールブロックの隙間は4mmあり、仮に板を入れています。まだボイシング前なので、ブレースが厚いですね。トランスバースブレース(横梁)とXブレースは構造体と考えて、両端をライニング下にいれサイドより外に出さない(黒丸)。トーンブレース2本の端とフィンガーブレース4本の端は、音を調整するブレースと考えて、ライニングの下に入れない(赤丸)。という方針でいくことに決めました。この方針に合わせて、トップがサイドと隙間なく合わさるようにサイド上面をヤスリ、ライニングをカットしていきます。

テイルブロック浮き.JPG
トップをサイドに合わせて見ると、テールエンドブロックが浮いています。この部分はライニング幅より幅が広くなっているのでライニングの幅に合わせて、斜めにカットします。


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