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トップ材の購入1 [woods]

アイチ木材加工から、木材購入をしましょう。

ほとんどの単板高級ギター10万くらいのものは、シトカスプルースが一般的です。私は1台目にBランク品を使用しましたが、十分いい音がします。このランクは見た目です。木目が細かく揃っていて節などがないモノが3Aですが、好きなものを選びます。

標準厚み4mmとありますが、厚みをどうするかはかなり悩む問題です。こうしたら良いという決め方はどこにも書いてありません。

唯一、厚み決定方法はGore&Giletの本の中で、述べられています。それはブックマッチする前の長方形に切ったトップ材をタップ音の周波数から剛性を見極め、決定する方法が書かれてあります。知りたい方は本を購入してください。

角が落とされているトップ材、バック材はこの厚さ決定法が適用できないので買わないように。

普通は、厚み決定は、ブックマッチしてギターの形に切り抜いた後のタップ音で決めます。ギターの形にしないと周波数が低すぎて聞き取りにくいようです。この辺りは経験なのでしょう。

Mark Blanchardさんは、紹介した資料の中で、Chladniのパターンによる良いトップを選択するかなり厳格な方法を述べています。何台かギターを製作している間にいい音がするギターのブレースする前のChladniのパターンがわかってきたそうです。ダメな時のパターンも。なので、Chladniのパターンを見てその板を使うかどうかを決めているようです。基本は板自体が持っている木目方向と幅方向の剛性の差のようです。

TomMillerさんは、木目方向の振動周波数がそれぞれ52 Hzまで薄くするといっている。

とにかく、シトカスプルースは、3.0mmで指定します。無料で厚み加工してくれます。3.0mm以上の仕上がりになる物はほぼないので、購入してから自分で厚み調整する工数が少なくなります。

心配な人は3.5mmにしておけば大丈夫です。その代わり、自分で削らなければなりません。

この厚さ指定は、自己責任でお願いします。
角が落とされているトップ材、バック材はこれから行うGore&Giletの厚さ決定法が適用できないので買わないように。
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