SSブログ

オリジナルギター1-1 [original guitar1]

ギターを製作する準備として、
①製作のための設計図
②モールド ボディーを作るための木型
③組立治具
④工具
⑤材料
を揃える必要があります。

1台目の目標はMatin 000です。これは、好きなタイプだったから。木工技術もそれほどあるわけでもなく、ボイシングの知識も少なく、まずは市販の図面を入手して、それの通りに製作してみようということでスタートしました。MartinやStewMac等でキットが販売されているので、それを買う手もありますが、結局、大事な部品や加工技術がそれで隠されてしまって身につかないような気がしてそうしませんでした。

①設計図面 ⇒ ネットで入手できる図面 へ
org.guitar#1-1.JPGこれを、購入しました。
Plan, Auditorium-style, similar to Martin 000
LMIは、ツールや材料の販売サイトです。この図面を持っておくのは、この通り作らなくても、いろいろな場面で重宝します。A2サイズで1:1ですので、パーツの大きさ確認、各部の寸法確認のリファレンスになってくれます。



org.guitar#1-2.JPG1つだけ気を付ける点があります。それはヘッドのチューナー取り付け穴の位置です。図面では3つの穴が直線で並んでいますが、実物を見てください。2弦、5弦のチューナー穴は少し内側に入っています。こうしないとヘッド上で弦が干渉してしまいます。Martinに代表される先に行く(ボディから離れる)ほどヘッド幅が広がるデザインの場合、弦の干渉に注意して穴位置を決める必要があります。





②モールド(木型) ⇒ モールドの記事
まず、モールド(木型)を作りました。これは、必須で、よく考えて作った方が良いです。
ボディを組み立てたり、すべてこれを基準に接着されていくことになります。ボイシングにも使います。

③組立治具
いろいろな工程で組立治具が必要になります。必要な時に自作したり、売っていたりもします。

④工具
ギターづくりにはいろいろな種類の工具が使われます。
ポイントは、
1.必要だと決めてから購入することです。頭の中で考えただけでは、使わない余計なものも購入することなります。かく言う私もいらないものをたくさんかってしまいました。
 例えば、カンナは良く加工するときに出てきますが、私はブレースを削る時の小型の物しか使いません。これは、その人が持っている技術力と好き好きです。
 電動工具は、回転するものによる事故が一番怖いです。今、私は電動ドリル、電動サンダー、ドレメル小型ルーターの3つしか使いません。それでも手で止められない回転体が体の近で動くのは怖いです。防護のための眼鏡は必需品です。
2.中華製(made in China)は安いが品質もそれなり。これも数々の失敗をしました。Amazon等で売っている中華製はおどろくほど安いのですが、品質もそれなりです。工具は良いものは大変高いので、ついつい中華製をたよってしまうのですが、がっかりする物が多いです。部品もよく吟味して買いましょう。

⑤木材の購入(案)
部品表1.jpg
厚み指定 トップ 3.2mm サイド 2.5mm バック 3.2mm
〇は実際の使用した部材です。

購入先は、アイチ木材加工です。厚み指定加工も無料で行ってくれます。

どういう工具や治具が必要か、木材をどれを購入するかは、これだけの情報では先に進めません。まだまだ基礎知識、情報が不足しています。

まずは、図面だけは買ってもいいかもしれません。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

YAMAHA FG-130 分解⇒リペアmold(木型) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。