オリジナルギター4に向けての塗装2 -水性ウレタンニスの工程- [finish]
次機種(オリジナルギター4)に向けての工程を計画します。
ネックはマホガニー、トップはシトカスプルース、サイド・バックはホンジュラスマホガニーを考えています。トップ、バック・サイド、ネックに分けて考えます。トップとネックは、Org.#2、#3と同じです。
1.トップ
・塗装段階ではありませんが、#120⇒#180⇒#240⇒#400と段階的に整えます。これが最も大事といっても過言ではありません。
・スプルースの場合は、導管が少ないので、Z-Poxyは使用しません。水性サンディングシーラーを使用すれば、スプルース表面の伸びが良いので、次に塗るウレタンニスの食いつきを良くします。サンディング後、「水拭き」を忘れないようにします。トップはスプルースで明るく、白いのでサンディングシーラーが残るとその部分がより白く目立ってしまいます。
・その後、5回塗布(10分間隔)後、次の日、#600サンディング(空研ぎ)、これを5回繰り返します。
・この後、水研ぎに入るわけですが、ヒケをとるために1ヶ月置きます。
・水研ぎに入ります。#800⇒#1000⇒#2000まで繰り返し行います。
・コンパウンドポリッシング(光陽社ヨゴレ落としコンパウンド、
ワシン研磨剤コンパウンド白極細目)を行います。
2.バック・サイド
・塗装段階ではありませんが、サンディングで平面性を整えます。前回のOrg.#3では、サイドは上手くできたのですが、バックのサンディング不足(#120~#240が足りなかった)で後で導管部分にヒケが出てしまいました。#120⇒#180⇒#240⇒#400と段階的に整えます。
・マホガニーですが、導管を完全になくす前提で、下塗りにZ-poxyをつかいます。
・下塗りに水性サンディングシーラーを塗ります。これは、後で塗るウレタンニスの食いつきを良くします。サンディングシーラーは水でのばす必要はありません。
・その後、5回塗布(10分間隔)後、次の日、#600サンディング(空研ぎ)、これを5回繰り返します。
・この後、水研ぎに入るわけですが、ヒケをとるために1ヶ月置きます。
・水研ぎに入ります。#800⇒#1000⇒#2000まで繰り返し行います。
・コンパウンドポリッシング(光陽社ヨゴレ落としコンパウンド、
ワシン研磨剤コンパウンド白極細目)を行います。
3.ネック
トップと同じ工程順です。トップに比べて、ネックは塗膜の厚さをより厚くしても良いかもしれません。
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