ヘッド・デザイン [structure]
ヘッドの形とブリッジの形が、ビルダーのIDになると思います。
ヘッドのいろいろについては、この記事を見てもらうとして、
チューナー位置が左右対称で、ヘッド上での弦の干渉を抑えようとすると、幅を広くするか、先細りにするかしかありませんから、個人ビルダーは似たようなデザインになると思います。
中期(1999年製)のsomogyi(youtube 0:47から)、Jeff Traugott、NISHIHARA GUITARS 、OGINO GUITARS、ASTURIAS GRAND SOLOシリーズがそうです。
先細りにするデザインは、1970年代の初期のYAMAHAに使用されましたが、先端の長さが短いところが不評だったようですが、チューナ位置から見れば合理的です。
およそ200x80mmのサイズが「への字ネック材」として取れる寸法(もちろん補助材を追加すれば幾らでもできます)なので、幅はネック幅+10mm=70mmとしました。ナット端から40mmピッチに縦方向に配置していき、3弦と4弦用のペグチューナー同士が干渉しないように、先細りのデザインにします。おおよその位置を決め、加工を簡単にするために、円と直線だけの幾何学的なデザインにしました。厚さは15mmです。
ペグ・チューナーは、基本はGOTOH SGS510Z-S5-L3+R3-Chromeを使用します。ペグが大きいL5タイプ、Goldタイプ、回転数が15回転(Zなし)も選べます。
2022-05-20 08:52
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