オリジナルギター2-D-3 ネック:寸法書き [original guitar2]
下側の辺を基準にネック材に寸法を入れます。
まず、軸方向にスコヤを使ってヘッドとナットの境界に線を入れます。これが基準線になります。そこから、ナット5mm、0フレットまでの距離4mmを足した9mmの位置がフレット寸法の基準位置(0フレット)になります。さらに14フレットまでが350.7mmで、そこがボディとの接続点になります。ボディに入る部分は20mmです。
幅方向は、ヘッドの最大寸法に合わせて全体を70mmに取ります。中心線を引き、トラスロッドとカーボンファイバーロッドの埋め込み位置を書きます。カーボンファイバーロッドはネック内に収まりますが、トラスロッドは60mm程度ボディ側に入ります。
厚み方向は20mmに切り出すように線を引いておきます。
ヘッドはヘッド設計図をそのまま写しておきます。ヘッド部の厚さは、先端から155mmまで17mmにします。
ネック下に接着するサブブロックは、接着後の削る工数を少なくするため、大まかにカットしてから接着します。ネックとの接着基準位置(ボディ端=14フレット)を決め、ヒール厚みを出来上がり16mmになるように切っていきます。オリジナルギター2を製作する段階では、レザーソー 180mm 薄刃しかなく、背に3mm程度の補強部があるため、深さが40mmしか切ることができませんでした。そのため、2段階で16mmになるように厚み調整しました。
今は、Z ハンディ200 という背のないのこぎりを買いましたので、深さに制限がなく切ることができます。
2022-01-08 09:08
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