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ボイシング雑感2 どうブレースを削っていくか? [voicing]

ギターを作り始めた頃は、一つ一つの共振周波数に対応するブレースを削ることにより、合わせていけるものだと思っていました。

1台目を完成させてみて、そんな単純な話ではなく、すべてのブレースやトップ、バック、サイドまでもが影響しあっていることが身にしみてわかりました。

「何々ブレースを削って、xxダイポールを10Hz下げる」というようなことではなく、全体のバランスを見ながら、徐々にすべてのブレースを少しずつ削っていくという感じだと思います。

「モノポールをみながら、トップ全体の剛性を徐々に下げていき、ある程度あってくれば、バックを合わせて最終形を確認する。」

個別の合わせこみはむしろブレースの配置を変えることによって行うことだと思います。

といっても、どうすればよいか今わかっているわけではありません。

ブレースを削る手順をどう進めていけばよいかは、以下のようにしようと思います。

ある程度調整のできているトップブレースと仮定して、

1.各ブレースの端を削る。順番は影響の少ないフィンガーブレース、次にトーンブレース、最後にXブレースを削る。

2.各ブレースの断面が三角形になるように、角を落としていく。なるべく端からこれも同じ順番で削っていく。

3.各ブレースの高さを調整する。

4.各ブレースの中心の長さを短くする。

おそらく、3や4まではやる必要はないと思います。

<今日のポリシー>
5.ボイシング(音作り)と木工を並行して行うので、その兼ね合いが重要になる。

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